ダンロップタイヤ四国様で女性活躍、働き方改革の事例を紹介
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四国4県のカーライフを支えるダンロップ・ファルケンタイヤブランドの販売総代理店であるダンロップタイヤ四国株式会社様では2021年から女性活躍プロジェクトを開始。 女性が中心となったチームが発足しました。
プロジェクトを進めるヒントとして、GOFIELDの取り組みに興味を持ってくださり、今回の事例紹介の機会をいただきました。
参加者は各エリアの拠点長と女性社員全員の約30名。事例の紹介は取締役の宮井と井原が行いました。
業種柄男性の比率の多い組織ですが、女性が活躍できる職場に改善していこうと取り組みを進められています。
GOFIELDの働き方改善における制度整備の実例紹介
- 株式会社ゴーフィールドのご紹介
- 創業5~10年頃の働き方に関する課題と解決策
- 2017年から実施した働きやすさの改善と整備
- 2020年のコロナウイルス感染症による働き方の変化と新たな制度整備
- オフィスのリノベーション
- 情報発信を継続したことによるメリット
事例紹介後の質疑応答
Q.子どもたちが会社に来ることで声が聞こえるなどデメリットがあったと思うが、対応するためのルールや注意点はあったのか?
A.デメリットは感じておらず、子どもたちがオフィスにいてくれることで雰囲気が和らぐためメリットのほうが大きいと感じています。
子育て世代のメンバーも多いので、近くにいるメンバーが声をかけたり、一緒にランチの時間を過ごすこともあります。
子どもたち同士も顔見知りになって、一緒に遊んだり、子ども同士で勉強を教えている様子も見かけます。特別な制度や設備は整えていませんが、子どもたちの来社を歓迎している雰囲気づくりで対応しています。
Q.イクボス研修を取り入れる事による考え方や仕事の取り組み方に対する変化やメリットは?
A.部下に子育て世代が多いため、「休暇を取得したい」「早く帰宅したい」という部下からの希望に対して「家庭を優先してください」と言える風土が定着しているのはGOFIELDの特徴だと思っています。
男性メンバーも18時~20時の子どもの食事、入浴・歯磨き・寝かしつけ時間に必ず家にいるように働きかけ、それに向けた調整をするようになりました。
Q.5トンの不用品を廃棄し、捨ててよかったもの・捨てて後悔したものはあるか?
A.特に後悔したものはありません。
創業以来「使わないけれど捨てられないもの」が増えていたので、全社で期日を決めて取り組みを行いました。使い方のルールや備品ごとの置き場所を分かりやすく整理したことで必要なものを探す時間も削減できたことは大きな成果です。
Q.子どもがいてリモート勤務の場合、会議に出席できないなど支障はないか?
A.会議時間は事前に決めておくルールにしているので特に支障はありません。
仮に会議中に子どもが横切ったり画面に映っても問題ない雰囲気づくりもできています。子どもの声が入る場合もミュートにするなどツールの機能でカバーできるため進行に影響することもありません。
リモート勤務か出社かは本人の希望に応じているため、本人の働きやすい環境を選択してもらっています。
Q.産休や育休、介護休暇を取る際の代わりがいない点がネックになっている。どういった体制づくりをしているのか?
A.フォローしあえるように2名以上の体制でプロジェクトに取り組んでいます。
マニュアルによる業務の共有や、休暇を取得する前に事前に引き継ぎを行うことで連携ができています。
Q.規則・規定・制度・設備にとらわれていたが、働き方改革には社内の風土や雰囲気が一番重要だと感じた。休みやすい、子連れ出勤OKの雰囲気づくりをしていくためには何が一番大切か教えて欲しい
A.例えば長期休暇を取得するなど、制度を上司が積極的に活用することでメンバーが利用しやすい雰囲気づくりをしています。
カレンダーで予定を共有しているので、それをチェックして依頼するタイミングを調整する等の思考の転換になっています。 それが当たり前になると、自分が休暇を取る場合も同様にメンバーが協力してくれるようになりました。
社長からも休暇取得や子連れ出勤のアナウンスが定期的に行われているので、トップ自ら制度を活用しやすい雰囲気にしてくれている事も社内に制度が浸透しているポイントだと感じています。
制度を取り入れたばかりでメンバーが不安そうにしている場合は、社長や管理職から活用することを肯定する発言をしています。
管理職がポジティブな言葉で示していくことで浸透に繋がりやすくなると考えています。