女性管理職の産休・育休取得者が高松商工会議所の会報誌「インフォメーションたかまつ」9月号で紹介されました
| メディア掲載
子連れ出勤、テレワーク、時間単位の有給所得などメンバーの働きやすい制度づくりを推進し、特に子育て中のメンバーの働きやすさに取り組んできたGOFIELD。
その取り組みが評価され、香川県や高松市から認定・表彰を受けています。
この度、女性管理職として産前産後休業・育児休業をGOFIELDで一番最初に取得し、2024年4月に復帰をした制作部部長の森野由巳が、高松商工会議所の月刊会報誌「インフォメーションたかまつ」の2024年9月号に掲載されました。
子育てと仕事の両立がしやすいフルリモートワーク
森野は、結婚後岡山にUターン。本人は退職せざるをえないと考えていましたが、社長からの提案でテレワーク勤務が始まりました。就業規則にテレワーク規定を新設し、会社負担で備品を整えたうえで、テレワークを始めました。
オフィスを離れてからも、Slackなどのコミュニケーションツールや電話を利用して、メンバーと密接なやり取りを気軽に行うことができます。
自宅にいながら仕事ができるので、昼休みの時間に家事をこなすことができ、就業時間後の子どものお迎えから夕食までの間に余裕を持って過ごすことができているそう。育児をしながらフルタイムで働けているのは、リモートワークのおかげと森野は言います。
パフォーマンスを維持し、メンバーと協力しあいながら柔軟に働く
復帰後は管理職である森野が「頑張りすぎない」ことで、次に産休・育休を取る若手メンバーがプレッシャーを感じず後ろに続きやすいよう意識しました。
現在は時間が限られているため、自分のこなせる仕事量を見定め、厳しい部分はメンバーで分担。
メンバーそれぞれの得意分野を把握して生かすことで、作業スピードを上げることができました。
森野自身も得意な業務を他のメンバーから請け負うことで、お互いに依頼しやすくしています。
子どもが急に体調不良になった際は、時間単位で有給を取得し、勤務時間を柔軟に変更しています。
産休・育休中のGOFIELDの対応
これまでに2名の男性メンバーが育休を取得してきたGOFIELDですが、女性管理職による取得は、森野が初。
森野が安心して産休・育休期間を過ごせるよう、総務部部長の森が森野と定期的に連絡を取り合いました。
1. LINEや対面で定期的に状況確認
「体調はどうですか?」「保育園の決定状況はどうですか?」といった連絡を定期的に取り、森野の状況を把握。何かあったときは相談・サポートができるよう配慮しました。
また、お客様から届いたグリーティングカードの報告や、復帰に向けたやり取りなども行っていました。
定期的な面談はZoomで実施。
森野が香川へ来たタイミングや、制作部担当役員が岡山へ出張した際には対面で面談を行い、社内の状況の共有や復帰に向けた打ち合わせを重ねました。
2. 議事録や公開したウェブサイトの情報を月ごとにまとめて手紙を送付
産休・育休に入る前は森野が中心となって制作部で定期的にミーティングを行っていました。産休・育休中も継続されたため、休み期間中に制作部で話し合われた内容は議事録の送付により毎月共有していました。
また、GOFIELDで制作、公開したホームページの情報を共有。
公開したサイトの制作にあたったメンバーやその他関係者とその役割、ディレクターからの一言などを、森がサイトごとにまとめて送付していました。
産休・育休から復帰後は、月に約30件の案件をこなしながら制作部の部長として活躍しています。
メンバーの状況や時代の流れに合わせた制度づくり
GOFIELDは、専門家の意見を取り入れながらメンバーが働きやすい環境を整えてきました。
社内のコミュニケーションの効率化を目的に導入したビジネスチャットアプリ「Slack」や、ファイルサーバーのクラウド化により、テレワークの開始がスムーズに進みました。
また、テレワーク開始と同時に利用を始めたZoomも定着していたことで、2020年の新型コロナウイルス感染症流行時には早期に約7割の希望者がテレワークへと移行できました。
日常の課題の解消を積み重ねることで、予期せぬ事態にも柔軟に対応ができる組織づくりへと繋がりました。
働きやすい職場づくりが、会社とメンバーのパフォーマンス向上につながると考えています。
これからも、メンバーがライフイベントなどで仕事をあきらめずに活躍できる職場であり続けます。