観音寺市役所様 伊吹島ハッシュタグカード
観音寺市伊吹島のハッシュタグカード「#IBUKIJIMA」を制作しました。
地域を巻き込む情報発信の仕組みづくり
瀬戸内国際芸術祭2019年の秋会期の一つに選ばれている香川県観音寺市の伊吹島。
春会期開幕前の3月に観音寺市役所様から伊吹島の情報発信のご相談をいただきました。
情報発信の目的は、秋会期スタートまでの限られた時間で伊吹島の認知度を向上すること。
そこで今回はホームページではなく、観音寺市の職員の方や地域の方々、若者を巻き込んで一緒に情報発信していく仕組みづくりを考えました。
具体的な取り組みは2つ。
- ハッシュタグカードの制作
- SNSの情報発信講座の開催
持ち帰りたくなるデザイン
伊吹島の美しい日常の風景写真が目を惹きつけます。思わず手に取り持ち帰りたくなる、それがハッシュタグカードの狙いの一つでした。
ハガキサイズのため、気に入った風景は「お便り」として送ることもできます。
写真の下には日本語と英語で伊吹島の紹介文を掲載しました。
伊吹島に訪れてお気に入りの風景を見つけたら、ハッシュタグ「#IBUKIJIMA」をつけて、インスタグラムなどのSNSに投稿してもらえるよう誘導しています。当初は専用のハッシュタグを作成しようと考えていましたが、既存の「#IBUKIJIMA」に雰囲気のよい写真が集まり育っていたため、そのまま活用しました。
QRコードは観音寺市役所様の伊吹島ページにリンクしており、見どころやアクセス情報を知ることができます。
カードのデザインは四国や瀬戸内の美しい風景や暮らしを撮影しているカメラマン坂口祐さん。これまで撮りためた中から写真をセレクトしてもらいました。5種のうち1種は観音寺市フォトコンテストで選ばれた写真を組み合わせています。
7月に完成した5種×200枚の1000枚分はあっという間になくなり、すぐに増刷するほどの人気ぶりでした。
ハッシュタグカードの制作と並行して、2019年3月にSNSの情報発信講座と写真撮影のワークショップも開催。観音寺市役所の職員の方や地域で活動している方が熱心に受講してくれました。
今回のプロジェクトのように、ネットとリアルの連携「O2O=オンライン to オフライン」のご相談が増えています。GOFIELDはお客様の課題をウェブサイトだけで解決できるとは考えていません。課題に応じて、コンテンツづくりや講座など様々な方法を提案しています。