社会福祉法人丸亀市社会福祉協議会様
社会福祉法人丸亀市社会福祉協議会様のホームページをリニューアルしました。
丸亀市社会福祉協議会様の役割は、福祉や生活の課題を抱えている人の問題を解決し、地域全体を良くしていくことにあります。
たとえば、高齢者の居場所づくりや介護支援、子育て世代への育児や家事の支援、障がい者への日常生活自立支援や車いすや福祉車両の貸し出しなどがあります。
社会福祉協議会と今まで接点がない方はどんな活動をしているか知らないことも多いでしょう。
今回のリニューアルでは丸亀市社会福祉協議会様の活動を市民に分かりやすく伝え、積極的に利用してもらえることを目標に企画・制作しました。
以下の4つに重点を置いています。
1 情報の整理と構成の見直し
2 アクセシビリティの改善
3 全ページCMS(簡易更新システム)で制作
4 シェアしやすいSNSボタンの設定
1 情報の整理と構成の見直し
以前のホームページはブログページも含めて400ページ以上ありました。
その情報をゴーフィールドで洗い出して振り分け、構成の見直しを行いました。情報が古くなったブログページは削除し、新しい事業や申請書のダウンロード、各種団体の紹介ページなどを追加。最終的に67ページに集約。
この構成見直しの作業がすべての基本になりました。
整理した情報は、トップページの目的別バナー「知りたい」「参加したい・貢献したい」「利用したい」「相談したい」に反映しています。また分野別バナー「高齢者に関すること」「子ども・子育てに関すること」「障がい者に関すること」からも検索でき、効率的な情報収集が可能になりました。
2 アクセシビリティの改善
丸亀市社会福祉協議会様の事業の特性上、アクセシビリティ(注1)の改善が必須でした。
色覚弱者の方も閲覧しやすいように背景色は基本の白に加えて黒、青、黄色に自由に変更できるように対応しています。
アクセシビリティを維持するためにはホームページ制作時はもちろんのこと、公開後に運営する職員の皆さんがアクセシビリティを理解していることが重要です。
そこで、色使いの注意事項を示したCMS(簡易更新システム)のマニュアル作成にも力を入れました。
(注1)アクセシビリティとは:高齢者や障がい者なども含めたあらゆる人が、ウェブサイト上における情報やサービスへアクセスしやすいこと。
3 全ページCMS(簡易更新システム)で制作
職員による更新頻度が高いため、ほぼ全ページにCMS(簡易更新システム)を導入しています。
操作説明会では、職員の皆さんが記事を追加する際にアクセシビリティの運用が破綻しないように、上記のマニュアルを使って丁寧に説明しました。
4 シェアしやすいSNSボタンの設定
各ページにはSNS(Facebook、twitter、Google+、LINE)でシェアできるようにページの下部分に「SNSボタン」を設置しています。
たとえば高齢の親世代が自分で情報を探し出せなくても、子ども世代が親に役立つ情報を見つけてLINEで転送することが可能。LINEは家族のコミュニケーションツールになっています。60代のLINEユーザーは、60代人口の41%(2017年)。これなら子どもから親へLINEを通じて情報共有ができます。
社会福祉協議会という一見堅いイメージがあるホームページを程よく和ませてくれているのがキャラクター「オルデくん」。プロフィールには職業や誕生日、住所、大好物、性格、身長まで詳しく設定があり職員の皆さんに愛されていることが伺えます。
トップページの丸亀市の街を飛んでいるオルデくんは、クリックすると手を振ってくれる仕掛け。また夕方(16:20~19:00頃)にはイラストの空が夕焼け色に染まります。ぜひ実際のホームページでご覧ください。
ゴーフィールドの担当者から
「自信を持ってアクセシビリティに対応します」
「丸亀市出身なので、自分の親や祖父母が使いやすいようにとイメージしながら制作しました。丸亀市社会福祉協議会様のさまざまなサービスも発見。車いすや福祉車両、育児用品などいろいろ借りられることに驚きました。」
(営業担当 宮井)
「2017年の丸亀市様のアクセシビリティ診断ですでにノウハウは修得していましたが、今回のサイト制作ではさらなる技術向上につながりました。
今後、ほかのサイトでもアクセシビリティの需要が高まると考えます。ゴーフィールドではお客様のご要望に自信を持って対応させていただきます。」
(制作担当 西田)