【かがわ総文祭2025】SNS講座・ワークショップ実施、Instagram投稿テンプレート制作で情報発信力をアップした事例
全国高等学校総合文化祭(以下「総文祭」)とは、毎年全国の高校生が集まって芸術文化活動を披露する祭典です。
2025年に香川県で第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭2025)が開催されるのにあわせて、高校生たちがSNSでの広報を担っています。GOFIELDは、かがわ総文祭2025の情報発信スキル向上のために、高校生たちをサポートしました。
なぜSNSは重要なの?SNSを活用すれば、幅広い層の人に情報を届けることが可能
ウェブサイトは該当するウェブサイトを知っている、もしくはGoogleなどの検索で上位に表示されなければ、たどり着くことが難しいですが、SNSでは自分がフォローしていない情報もタイムラインや発見・検索タブに表示されることがあります。
こうしたSNSの特徴をうまく利用すれば、総文祭に関係する高校生やその保護者のみならず、総文祭のことを知らない人も巻き込んだ情報発信を行うことが可能です。
効果的な情報発信をするために大切なことをSNS講座やワークショップを通して高校生たちに紹介しました。
高校生を対象としたSNS講座とワークショップ
かがわ総文祭2025の運営に携わる高校生の情報発信力を引き上げるため、2023年10月22日、SNS講座とワークショップを開催しました。
SNS講座
SNS講座では、SNSの基本や投稿する上でのポイントを情報発信のプロの視点からアドバイス。
- SNSの種類別の特性
- SNSとウェブサイトの情報発信の考え方
- 文章作成のポイント
- 写真撮影のコツ
- 参考となるSNS活用例の紹介
ワークショップ
SNS講座後は、かがわ総文祭2025のSNSをどのように運用していくか、ワークショップ形式で話し合いました。目的を明確にすることで、ターゲットの心に響く投稿を作成することができるためです。
まずは、かがわ総文祭2025のSNSを通して「誰に伝えたいか」「何を伝えたいか」をグループに分かれて意見を出し合いました。意見やアイデアは模造紙に書き出して発表。
ユーザーの関心をそそるアイデアが掘り起こされた、有意義な場となりました。
また、ワークショップの最後に情報発信で「何を実現したいのか」も考えました。
Instagram 投稿画像のテンプレートを制作
写真や文字を挿入するだけで見栄えの良い投稿画像が作成できる、Instagram用のテンプレートを制作しました。これがあれば、短時間で効果的な情報発信ができます。
一般の方も操作しやすい画像デザインソフトを利用し、かがわ総文祭2025のホームページと統一感を持たせたデザインで、写真と文字を簡単に入れ換えられるようにしました。
「いいね」や「保存」の多い投稿は拡散されやすい傾向があるため、それらを促すメッセージを記載したテンプレートも作成しました。
Instagram ハッシュタグ「#かがわ総文祭2025」の活用を提案
Instagramでかがわ総文祭2025に関する投稿をする際、ハッシュタグ「#かがわ総文祭2025」をつけることで投稿が拡散されやすくなり、より多くの人に見てもらいやすくなります。
例えば、「#かがわ総文祭2025」がつけられた投稿に興味を持ったSNSのユーザーは、そのタグで検索することで、同じタグがつけられた他の投稿(=総文祭に関連する投稿)を見つけることができます。
そのため、実行委員会様や高校生に、「#かがわ総文祭2025」を積極的に使ったり、口コミで広げたりするよう提案しました。
かがわ総文祭2025ウェブサイトのトップページにも「#かがわ総文祭2025」エリアを設けてアピールしています。
SNSで発信した情報をきっかけに、高校生の活躍を多くの人に身近に感じてもらい、応援してもらえるような、かがわ総文祭2025になることを願っています。