学校法人第一平田学園 中国デザイン専門学校様
Chapter
中国デザイン専門学校様のホームページをリニューアルしました。
岡山県岡山市にある中国デザイン専門学校様は、デザイン業界及びその関連業界で活躍する人材を多く育てています。
2014年にゴーフィールドで制作してから数年が経っていため、デザインを一新して印象を変えたいとご希望があり、リニューアルを実施しました。
中国デザイン専門学校様らしさをデザインで表現
ご担当者様が大切にしたのは「中国デザイン専門学校」らしさ。
ディレクターの谷本芙季がご担当者様のご要望を聞き取り、具体的なサイトデザインに落とし込んで提案。ご担当者様とともに「中国デザイン専門学校らしさ」を作り上げました。
ターゲットの高校生に向けたデザイン
中国デザイン専門学校様は、自由な校風の中、やりたいことが思い切りできる環境があり、元気で明るい学生がいきいきと学んでいます。
「元気で明るい」というイメージを重視しながらも、ポップすぎず高校生に受け入れられる落ち着いたデザインを検討しました。
テーマカラーは明るく爽やかなネオンカラーのグリーンを採用。
ブルー系は落ち着きすぎてしまい、ピンク系は女性的な印象を与える傾向にあるため、中間的なグリーンを選択しました。
サブカラーに濃いグレーを用いて、デザインを引き締めています。また、モノクロ写真やグラデーションを使い、大人っぽさを演出しました。太めのフォントを使用し、学生たちの力強さを表現しています。
スマートフォンファーストのデザイン
通常のウェブサイト制作では、まずパソコン版からデザインを作成し、スマートフォン版にデザインを調整しています。今回はターゲットが高校生であり、圧倒的にスマートフォン利用が多いため、スマートフォン版からデザイン制作を進めました。スマートフォンでの見え方や操作しやすさを重視しています。
下層ページにたどり着きやすいハンバーガーメニュー
スマートフォン版、パソコン版ともにハンバーガーメニュー(*1)を採用し、開くとサイトマップを表示するように。複雑な階層のホームページでも、下層のページにたどり着きやすく工夫しています。
一方でフッターはメニューを掲載せず、シンプルに仕上げました。
アピールするコンテンツの注目度を高める
ファーストビューに情報を集約
トップページを開いたときに表示されるファーストビューエリアに、利用者に注目してもらいたい情報を集約しました。
- フッターやサイドに設置する場合が多いSNSボタンをメインビジュアル内に設置
- 最新のお知らせをメインビジュアルの下に表示
- オープンキャンパスの案内エリアをメインビジュアルの下に大きく配置
とくに中国デザイン専門学校様が力を入れているオープンキャンパスの案内エリアには、枠にポリゴンスタイルを使い、目を引くデザインにしました。
また、「C to C System」ページへのクリックを促すエリアをトップページに設置し、クリックしやすいように。
C to C Systemは、中国デザイン専門学校様の独自の産学連携システムで、学生と企業をつなげる双方向の取り組み。学生が企業に作品を見せて自分を売り込んだり、企業が学生にデザイン制作を依頼したりするなどの機会を積極的に設けています。
コンバージョンへの誘導
「オープンキャンパス」と「資料請求」の申し込みをホームページのコンバージョン(成果)に設定。パソコン版では画面の右サイドに、スマホ版では画面の下に、申し込みページへのボタンを固定表示し、誘導を図っています。
ホームページのリニューアルにより、オープンキャンパスの参加者や入学希望者の増加につながることを願っています。
(*1)ハンバーガーメニューとは、ウェブサイト内の三本線のナビゲーションメニューで、クリックすると隠れている情報が表示される仕組み。