取材、撮影の必要性

こんにちは、皆見です。

これもよくある話ですが、ホームページ掲載用の原稿、写真などの素材をご準備いただくと、結局会社案内や商品カタログの寄せ集めになり、随分昔の写真だったり、情報量が少なくほとんど使えないことが多々あります。また、現在運用中のホームページにも同じ素材を使ったので、リニューアルしても変わったのはデザインだけで内容はそのまま・・・ということも本当によくあります。

制作会社から素材の提供を求められた場合、会社概要、カタログはもちろん、イベントで使ったチラシ、キャンペーンで配布した案内状など、社内にあるもの一式を提供するようにしましょう。
それでも十分な情報量が確保できない場合は、取材、撮影も依頼事項に含めておくと良いでしょう。当然費用はかさみますが、フリー素材やありきたりなコピーではなく、リアルな言葉やビジュアルを用いて疑似体験をさせることによって、ユーザに期待する行動を起こさせやすくします。

例えば、あなたがアウトドア用品を販売するホームページを運用していたとします。おすすめのテントをホームページに掲載する場合、おそらくその商品の写真、使い方、スペック、価格などはカタログから流用するでしょう。しかしそれだけでは競合他社のホームページにも同様の情報が載っていた場合、そちらに顧客を取られてしまうかもしれません。
そんな場合はプラスアルファの情報を付加して差別化を図る必要があります。テントを実際に使っている写真、パンフレットには詳しく記載されていない新機能、実はこういう使い方もできるという裏技、実際に使ってみた感想などなど、取材や撮影を行って独自に制作したコンテンツはユーザの「買い物かごに入れる」という行動の後押しをしてくれるはずです。

インターネットの発達によって、類似する商品やサービスを簡単に比較検討できるようになりました。ホームページはパンフレットやカタログなどの紙面には収まりきらなかった情報を補足するという役目も果たします。他社との差別化を図るための情報量のボリュームアップ。確かにコストも手間もかかりますが、ここで億劫にならず積極的に取り組むようにしましょう。


ホームページ制作は香川県の株式会社ゴーフィールド


関連記事

失敗しないホームページリニューアルマニュアル