リニューアル前のサイト分析
こんにちは、皆見です。
リニューアルを検討するということは、既にホームページを運用されているということですが、まず現状の把握を行う必要があります。
リニューアルするんだから、もう今のホームページを分析しなくてもいいのでは?というご意見をよくいただきますが、それは間違いです。既存ホームページの良いところ、悪いところをしっかり把握することで、
・どの部分を改善すべきなのかどの部分は残すべきなのか
・どういったものを追加すべきなのか
といったところを洗い出すことができます。現状分析を省略してリニューアルを進めてしまい、デザインは良くなったけど前の方が集客は多かった・・・という失敗談も少なくありません。
弊社がご提案する具体的な分析方法は二つあります。
どのような環境下におけるユーザにも利用しやすいつくりになっているかどうかを分析する「ユーザビリティ・アクセシビリティ診断」、そして、ホームページへの訪問者の特性やホームページ内での行動などを分析する「アクセスログ解析」です。
前者は主にホームページを使い勝手の面からチェックし、資料請求やショッピングカートなど「目的ページ」にきちんとユーザを誘導できているかどうかを分析します。具体的には、デザインやメニューボタンの配置、ボタン内の文言など100の項目からチェックを行います。後者は訪問者の数だけではなく、どういった検索方法でホームページにやってきたのか、その後どのようなページを経由して目的ページにたどり着いたのかを分析し、さらにたどり着けなかった理由とボトルネックを洗い出します。
その他にも様々な解析が可能ですが、はじき出されたデータによって現状のホームページの問題点と改善点を把握し、改善策の立案につなげます。
また、これら分析作業にはそれなりのノウハウと人的リソースを必要としますので、きちんと対応できることを制作会社の選定基準にされるとよいでしょう。
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