ホームページは公開後が勝負

こんにちは、皆見です。

自社ホームページのリニューアルを決断後、社内担当者の選任、制作会社探し、予算確保、デザインFIX、原稿作成、チェックバック、、、、あれやこれやと苦労の末やっとのことで公開にこぎつけたにもかかわらず、その後は放置したままというお話をよく聞きます。

デザインや使い勝手の改善、HTMLソースの最適化などによって、会社のイメージや検索エンジン経由のアクセス数は増えるかもしれません。ただし、本気でホームページを企業戦略におけるツールのひとつと考えるのであれば、公開後の運用期間にこそ力を入れるべきです。

リニューアル時の施策として、検索エンジン対策は欠かせないものですが、たとえば

「ホームページ 制作」

というキーワードで検索した時に10位以内に表示させたい、という目標を立て、ホームページリニューアルを行います。リニューアル後、確かに設定したキーワードでの順位が上がったのですが、こちらが期待している(ホームページを制作したいと思っている)見込み客からの問い合わせが一向に増えない。このようなケースはよくあることです。

これは、あくまで一般ユーザが「ホームページ 制作」というキーワードで検索してくるだろう、という仮説を立てたに過ぎず、リニューアル公開後にアクセスログなどのデータを元にした検証を行う必要があるのです。

実際には、「ホームページ 製作」や「ホームページ 作成」といったキーワードで検索してくるユーザが多かったり、たどり着いたユーザが期待するようなページデザイン、ページ構成になっていなかった為、トップページだけ見てすぐに離脱していたといった改善点を明らかにする手法があります。

また改善点の把握だけではなく、具体的な施策の立案、実行といったところがもっとも重要になってきますが、それらを含めたホームページ運用に関することを今後は書いていきたいと思います。ご期待ください。



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