サイトのリニューアル時の注意点
こんにちは、大西です。
今年も残すところ1週間程度となりました。
年末の挨拶周りや年始の準備の最終確認等で忙しい時期ですね。
ホームページ上での年末年始の休業についての案内がまだでしたら忘れずに告知しておきましょう。
さて、年度末に向けてそろそろホームページのリニューアルを考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ホームページのリニューアルですが、根本からサイト設計することが可能な反面、予め検索エンジンのケアをしておかないとリニューアル後に検索結果が下がってしまったといった思わぬ事態を招くことがあります。
思わぬ事態ですが
・統廃合によるインデックス激減に伴うセッション数の低下
・対象キーワードの順位大幅下落
などです。
では、ホームページリニューアル時にどのような点を注意しておけば良いでしょうか。
1.現在のホームページのディレクトリ構成図を用意する
しっかりとドキュメント管理されていて、コンテンツが追加される度に更新されているのであればそれを用意するか、そうでなければサイトが制作された際のドキュメントが残っている場合は、現在のホームページとズレがないように最新の状態に更新します。
もしなければ、現状のディレクトリ構成図を作成します。
2.リニューアル後のディレクトリ構成図を作成する
リニューアル後のディレクトリ構成図を作成し、カテゴリ名からファイル名、titleタグ、meta情報、パンくずナビの内容等を記述します。
現状のURLは引き継ぎ、リニューアル後のサイトにも利用します。ただし、そもそもディレクトリ構造を変えるためにリニューアルする場合や、システムの仕様上変えなければならない場合などは、現状のディレクトリ構成と比較し、リニューアル後のホームページの対応するページへ忘れずに301リダイレクトの設定を行うようにします。ポイントは、現在のホームページとリニューアル後のホームページのページ間で1対1の一致を持たせることです。もし対応するページが存在しない場合は、現在のホームページの各ページとコンテンツが類似している新しいページにリダイレクトするようにします。
リニューアル後、インデックス数が大幅に減っていないか、404エラーページが表示さてないか等をチェックするため、リニューアル前のサイトが各検索エンジンにどれだけインデックスされていたか、どのページがインデックスさてれいたか等を把握する作業を行います。リニューアル後に、各検索エンジンのインデックス数が現状維持できれば、順位大幅下落等の影響は少ないためです。
3.404エラーページをカスタマイズする。
ホームページ上で、存在しないページにアクセスしようとした際に表示される「404ページ」ですが、Googleでは、デフォルトの404ページをカスタマイズするように薦めています。
これにより、万が一サイト内でリンク切れやページが削除・存在しなくなった場合は、ユーザーに探している情報のありかを知らせたり、他のコンテンツを提供したり、引き続きサイト内を遷移させるよう促すことが可能になります。
4.インデックスされていたURLの状態をチェックする
狙ったとおり、旧ページURLを利用できているか、301でリダイレクトされているかなどを確認します。うまくいっていない箇所があれば改善対応します。
上記の作業を行うと、インデックス数の激減や、対象キーワードの順位大幅下落などは、ある程度回避できると思います。
SEOはご存知の通り、定期的にメンテナンスを行い改善をしていく必要があります。
リニューアルしたから大丈夫ではなく、リニューアルがまた新しいスタートでありそこからさらにはSEOの目的が大幅に達成できるようにすることが必要です。