インターネット広告の効果測定
インターネットを使った広告が他の媒体と異なる大きな点は効果が正確に数値でわかる事です。
テレビCMも視聴率はありますがあくまで統計数字ですし、各CMごとにどれぐらいの視聴者が興味を持っているか成果を表す購入や資料請求等に至ったかを把握するのは不可能です。
インターネット広告ではそれらを把握・分析し、次のマーケティング活動に活かす事が出来るのです。
効果測定のポイントは大きく以下3点に分けられます。
取り扱う商品やサービスが異なりますのでどれを重要視するかは広告主により異なります。
1)認知
出稿したリスティング広告やバナー等の広告の表示回数です。
ブランディングが目的の場合、大手ポータルサイトに出稿してこれを重要視する場合が多くあります。
2)誘導
広告からいかに自社サイトへ導くかがポイントで、現在のネット広告でもっとも重要視されています。
クリック数やCTR(ClickThroughRate)で計測します。
3)コンバージョン
広告から自社サイトへ訪問し、最終成果である購入、資料請求、会員登録等に到達した数を計測します。
ECサイトでは特にこれを重要視します。
注意すべきは効果測定はあくまで手段であって目的ではないという事です。
測定したデータをきちんと分析し次のマーケティングに活かす事こそが重要です。
PDCAをきちんとまわせば広告効果が10倍などよくある話です。