ワイヤーフレームによる設計
| コンサル現場
最近は少なくなりましたが、ホームページ制作の着手の段階で「とりあえずデザイン案を3パターン」という依頼をされるクライアント様がいらっしゃいます。
その場合、スムーズに進行する事は稀です。案のクオリティはあまり関係ありません。
というのも、ホームページはビジュアルだけではなく、「情報構造」や「機能」といった要素も含まれており、それを「絵」だけを元に判断するのはそもそも無理があります。
会議では複数の絵を並べて、論点がバラバラの議論が展開されてしまうのです。
ホームページ自体まだ10年そこそこで歴史が浅い為に確立されたワークフローがないのも原因です。
ビジュアルデザインに入る前に「ワイヤーフレーム」を制作します。(※前提として要件定義、基本設計が完了しています)
「ワイヤーフレーム」とは建築物でいうところの見取り図のようなもので、配所や写真素材といった視覚的な要素は排除します。
上流行程の段階でワイヤーフレームを用いて、十分に議論するとスムーズにデザイン行程に移る事が出来ます。
家を建てる時にいきなり壁や床の色から決めないのと同じですね。
ホームページ制作・更新代行・コンサルティングは、香川県の株式会社ゴーフィールド