コンテンツの分類、ラベリング

ユーザはなにがしか問題解決をしたいと思いサイトに訪問するわけですから、必要な情報や機能を当然自社サイトに備えてないといけません。そこで企業もユーザの期待に答えようと多くのコンテンツやボタンをページ(特にトップページ)に並べるのですが、そこに落とし穴があります。

ユーザは多くの情報や高機能を求めておきながら、複雑な操作はしたくないし、わかりにくいホームページには長く滞在してくれないのです。
また、自社の商品やサービスを求めるユーザ層は把握出来たとしてもPC操作スキルは様々ですし、普段Webの情報に触れているかどうかで使い勝手は大きく変わります。

幅広くユーザに利用してもらう為には、限られたWeb画面にすべてのコンテンツやボタンを掲載するのではなく、論理的なコンテンツの分類、わかりやすいラベリングが必要になります。

例としてホームページではないですが、身近なアプリケーションのブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)のメニューを見てみるとわかりやすいかもしれません。
ファイル(F)、編集(E)、表示(V)・・・と並んでいて、行いたい操作がどこに含まれているのか直感的にわかるように分類されています。段階的に見せる工夫をする事で画面は非常にシンプルになります。
また頻繁に使うであろうボタン(戻る、進む、ホームなど)はメニューを飛び出して、目立つ位置に配置されています。

やみくもに情報を掲載するのではなく、このような視点で自社サイトの構造設計を行うとユーザビリティはぐっと上がります。


ホームページ制作・更新代行・コンサルティングは、香川県の株式会社ゴーフィールド


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