情報発信者になろう
| web2.0
昨日、こそっと書いた「GmailからFlickr、You Tubeまで。」に対して数名の方から直メールいただきました。ありがとうございます。
「それ、ぜひ僕の会社に来て社員相手にやってみてくれない。」
ありがたき幸せ。You Tubeに止まらず、知らなくてもいいニコニコ動画まで知ってしまって生産性落ちるかも知れませんね。いずれにせよ、これからの時代は情報発信の様々なツール類を知っておいて、発信者側としてのネット利用を意識的に進めていく必要があると思います。過程では教育も必要ですが、大事なのは発信者側になるんだという明確な意志。情報を発信する人のところに対価である情報がまたやってきます。出さない人のところには集まりません。本来、インターネットとはそういうものです。
僕が最初にインターネットに出会った1993年頃は、大学や研究所の方々にいろいろ教えていただいていたのですが、ネットの諸先輩からは、「情報をもらうだけのやつは、ネットを利用したら駄目だよ。情報を相互に出し合う、互助会的な仕組みがインターネットなのだから。そして資源は大事に利用しようね。」と口すっぱく言われました。
途中、マス媒体が情報発信量を拡大させ、ある程度資本があるか、早くからネット内に住める知識と好奇心があった個人の人だけが情報を出す時代が続いたわけですが、blogやらSNSやらYouTubeの時代になって、僕たちはじゃんじゃん情報を出す側になっていっているのです。なんとも楽しい時代ですね。相手が価値を提供するに足りる情報の内容かどうかはありますが、それは後で分析し、改善していけばいいわけで。情報の量が蓄えられてくる頃には、自分の出し続けた情報の中に自分の「ロングテール」が形成され、万人は読まなくても、誰かの目にはきらっと光る情報があるかもしれません。そこから何か素敵なことが始まるかもしれません。可能性に向かって進んでみたいと思いませんか?
(森田桂治)
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